円高だと海外旅行がお得に!円高のメリットを最大限に生かすための両替術(1/3)

ニューヨーク マンハッタン

海外旅行に行くと日本円を現地の通貨に両替しなければなりませんが、そこで関わってくるのが「円高」「円安」「為替相場」というものです。いずれも難しいイメージが強いですが、実は海外旅行とは非常に関係性が深く、両替に大きな影響を与えます。

円高なら少ない日本円で多くの海外通貨に両替できるため、よりお得に海外旅行を楽しむこともできます。ただ、為替の仕組みやお得な利用方法について、詳しく知らないという人も多いでしょう。

そこで、為替相場の基本的な知識を踏まえ、どのようにすれば円高のメリットを活かした海外旅行ができるのかを解説していきます。併せて、おすすめの海外旅行先も紹介していくので海外旅行を検討している方は旅行先選びに役立ててください。

円高と円安ってどう違う?為替相場の基礎知識

為替イメージ

日本円を両替するとき、円高になっていればよりお得に現地の通貨に両替することができます。ところが、円高と円安はどう違うのか、なぜ円高が得なのかよくわからないという人も多いでしょう。円高と円安の特徴を理解するために、まずは為替相場について詳しく説明します。

為替相場とは

グラフ

為替相場は為替レートとも呼ばれるもので、異なる二国間の通貨が売買されるときの交換比率のことを指します。

通貨はその国のなかで物品の取引に利用されるだけではなく、投資対象として世界中で24時間取引されています。通貨の価値は市場の需要と供給のバランスによって変動しており、1日どころか1秒単位で動くことも珍しくありません。

日本では主に、日本円とドルやユーロといったメジャーな通貨が取引されることが多いです。円の価値が高くなれば「円高」、逆に低くなれば「円安」と呼びます。いくらになったら円高、円安という具体的な定義はありませんが、特定の時期と比較して「その時期より今は円高または円安」と表現されます。

具体的な例で見てみると、2012年は1ドルあたり80円台だったのに対し、2015年にかけては120円台へ推移しています。これは円の価値が下がった、つまり「円安」になったことを意味します。

ちなみに、この時期の円安はアベノミクスの影響によるものだと市場では認識されています。また、直近の2018年相場は105円〜110円で推移しているため、2015年頃と比べて「円高」傾向になっていることがわかります。

円高の状態とは

円高イメージ

円高とは、取引する対象の通貨に対して、円の価値が高くなっている状態のことを指します。たとえば、為替相場が1ドル100円だったケースで考えてみましょう。

1ドル100円ということは、日本円で1万円持っていれば100ドルに両替できます。1泊100ドルというホテルに泊まるなら、1万円あれば良いということです。

一方、1ドル80円だった場合はどうなるでしょう。80円で1ドルに両替できるということになるため、先ほどのように100ドルを受け取るには日本円で8,000円あれば良いことになります。1泊100ドルのホテルに泊まるとき、1ドル100円のときは1万円必要なのに、1ドル80円なら8,000円で済むため2,000円も得になるのです。

このように、少ない日本円でより高い価値を得ることができる状態のことを「円高」と呼びます。

円安の状態とは

お金のイメージ

円安とは、比較する海外通貨に対して円の価値が低くなっている状態のことを指します。例として、1ドル120円になったとき想定してみましょう。120円が1ドルに両替となるため、100ドルに両替するには1万2,000円を支払わなくてはなりません。

1泊100ドルのホテルに泊まるなら、1万2,000円が必要になります。1ドル100円のときと比較すると、2,000円も余分に支払わなくてはならず、それだけ円の価値が下がっていることを意味します。

このような状態になることを「円安」と呼び、海外旅行をするときは円安だと損をすることが多いので注意が必要です。

円高、円安のイメージ

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円高で得られる海外旅行のメリットとは

為替相場と円高がどのように関係しているか、何となくわかってきたでしょうか。海外旅行では、円安よりも円高のほうがさまざまなメリットを得られるのです。相場との関係性を踏まえたうえで、具体的にどんなメリットがあるのかを解説していきます。

メリット1:両替で外貨を多く受け取れる

ポイントイラスト

円高の説明でも述べた通り、円安と比べて円高の時期は、同じ日本円でもより多くの海外通貨を得ることができます。これは、海外旅行では特に大きなメリットだと言えます。

なぜなら、海外ではチップを渡したり買い物や飲食をしたりと、さまざまなシーンで現地の通貨が必要になるためです。観光地の入場料や交通機関など、地域によってはクレジットカードが利用できないことも珍しくありません。現金が必要になったときに備えて、より多くの通貨を準備できるというのは魅力的なことです。

メリット2:ショッピングやホテル利用がお得に

ポイントイラスト

円高になると、両替でより多くの海外通貨を受け取れます。海外通貨に対して日本円の価値が高いということは、それだけ割安に滞在できることを意味します。 たとえば、同じ100ドルのホテルに泊まるとしても、円安より円高のほうが必要な日本円は少なくて済みます。多くの海外通貨を得られるため、円安のときと比べて買い物もたっぷりできますし、いいレストランを利用することもできるでしょう。 スパやマッサージ、オプショナルツアーなどさまざまな経験も楽しめるので、お得感もあります。

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メリット3:クレジットカードも円高レートで利用できる

Close-up of credit card and smartphone ポイントイラスト

海外旅行では、現金ではなくクレジットカードをよく利用するという人も多いでしょう。実は、クレジットカード派にとっても円高はメリットがあります。

クレジットカードの決済も海外通貨の為替相場によって決済されるため、円安よりも円高のほうがより多くの海外通貨を利用できるのです。現金で持ち歩くのが怖いという場合は、クレジットカードを利用すると良いでしょう。

ただし、海外でクレジットカードを利用する場合は注意点が2つあります。1つ目は、カード利用日が為替レートの換算日ではないという点です。たとえば、カード決済した場合、換算日はカード決済会社が海外加盟店に利用代金の支払い処理をした日になります。つまり、カードを利用したその瞬間ではなく、その2日後〜4日後が換算日となるため、その時点でのレートが適用されるということです。

仮に買い物をした時点では1ドル80円だったのに、換算日には1ドル120円に急変していたとすると、1ドル120円のレートで利用代金が請求されてしまいます。 ここまでレートが急変することはなかなかありませんが、自分が予想していたより高額の請求が来るおそれもあると覚えておきましょう。

2つ目は、海外でカードを利用すると、事務処理コストとして「1.6%」の手数料が上乗せされます。実際の利用代金より高い請求額となるので、こちらにも注意が必要です。

円高の場合の海外旅行のデメリットは?

メリットがあればデメリットもあるというのが基本ですが、こと海外旅行の円高に限っては、ほぼデメリットはありません。

強いて何か挙げるとすれば、円高のときに海外通貨に両替をして、帰国時にさらに円高が進んでいると損をするということくらいです。海外旅行から帰国すると、余った海外通貨は日本円に戻します。出国時に1ドル90円で100ドル両替していたものを、帰国時に1ドル80円で日本円に戻すとします。

すると、出国時には9,000円の価値があった100ドルが、帰国時には8,000円にしかなりません。円高が進んだ分だけ損をする可能性があるため、日本円に戻すタイミングはじっくりと見極めましょう。

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