初めてでも安心!これでばっちり海外旅行の持ち物リスト(2/2)

持ち物選びでは機内持ち込みの可・不可もチェック!

ガイドブックイラスト ハッカー 飛行機

海外旅行での持ち物は、たとえ便利であっても「そもそも機内に持ちこむことができるのか」という問題があります。

爆発や炎上などの事故を起こす危険性が高い物品や、ハイジャックなどのテロ犯罪に用いられるおそれがある危険物は、基本的に機内へ持ちこめずに空港で没収されます。

以下、順に紹介します。

機内に持ち込めるもの

マーク

まず、手荷物の中身がチェックされる前に、手荷物そのものの大きさや重量に制限があります。持ち込み手荷物には「身の回り品」と「預け入れ手荷物」の2種類があります(航空会社によって、呼称は異なります)。

それぞれひとつずつの持ち込みが許されるのが原則です。

身の回り品は、客席に持ちこむハンドバッグなどです。預け入れ手荷物は、客席には持ちこめずに機内の荷物置き場に搬送されて目的地まで運んでもらえる大きめの荷物です。

手荷物のサイズは、身の回り品と、預け入れて荷物、いずれも原則的に3辺の合計が115cm以内です。また、重さは7kg以内〜20kg以内という制限があります。手荷物のサイズなど、詳細は航空会社のホームページを確認してみましょう。

刃物類など「凶器」として使用される恐れがあるものは機内への持ち込みは出来ません。たとえば、刃物や工具、ゴルフクラブ、竹刀、サーフボードなどです。

機内持ち込みに制限があるもの

マーク

機内に持ちこめる「身の回り品」のうち、制限のあるものとして。「液体類(ジェル・クリーム類を含む)」「スプレー類」「リチウムイオンバッテリー」などがあります。

液体類は、100ml以下の容器に収納したうえで、縦横の両辺が計40cm以内となる大きさのチャック付きビニール袋に保管するのが一般的です。

液体類の中でも、持ちこみがちで気をつけたいのが化粧品や香水です。

飲み物が必要なら、手荷物保安検査をしたあとに、売店や自動販売機などで蓋付きのものを購入して機内に持ちこむようにしましょう。もちろん、機内サービスで購入することもできます。

モバイルバッテリー・充電池の持ち込みには注意が必要です。

マーク

なぜなら、機内でのリチウムイオンバッテリーの発火事故が発生しており、航空会社も警戒しているからです。

モバイルバッテリー類は、万が一発火した場合、すぐに気づけるよう、身の回り品としてのみ持ち込みが可能です。また、国際的にも出力100Wh以下(容量27,000mAh以下)の製品は問題なく持ち込み可能とされています。

しかし、モバイルバッテリーの危険性の認識はまだ確立されておらず、今後基準が変わる可能性がありますのでご注意ください。

預け入れが必要なもの

マーク

機内持ち込みはできないものの、預け入れは認められている荷物は、機長や副機長、客室乗務員、あるいはハイジャックなどのテロ行為に用いられる武器・凶器として使われかねない物品です。

たとえば、ナイフやハサミなどの刃物が代表的です。ダーツの矢やバーベキューの金串なども危険物として機内へは持ち込めません。ただし、爪切りやT字カミソリ、裁縫道具などは、危険性が比較的少ないものとして、「身の回り品」として持ち込みが認められます。

ゴルフクラブや工具といった棒状の金物は、振り回して鈍器として暴行・脅迫に用いられる危険性があります。竹刀やサーフボードも、振り回して人体を痛めつける危険性がありますので、これらは預け入れ荷物にしなければなりません。

また、消臭スプレーなどの最低限の身だしなみスプレーなら機内に持ち込めますが、それ以外のスプレー類(スポーツ冷却スプレーや防水スプレー)は別扱いです。

これらの物品は機内に載せることはできますが、客室とは別の場所に保管するため預け入れ荷物としてのみ積載が認められます。

機内持ち込み・預け入れがともにできないもの

マーク

機内持ち込みも預け入れもできない荷物があります。基本的には、爆発や引火の危険性が高い危険物(具体的には火薬類やオイル類など)が該当します。

ただし、ライターは1人1つのみ機内に持ち込めるのが基本ルールです。しかし、葉巻用ライターやオイルタンク式ライターのように、引火性のあるオイルが液状で充填されているライターは、飛行機の中へ一切持ち込むことはできず、空港で没収処分となります。大切なオイルタンク式ライターは自宅に置いてくるようにしてください。ライターの中でも、簡易式の100円ライターや、オイルを綿などに染み込ませている状態のオイル式ライターは、液体物袋(ビニール袋)に入れることを条件に「身の回り品」としての機内持ち込みが可能です。

このほか、機内に一切持ち込めずに空港で没収処分になるものとして、花火・パーティ用クラッカー・弾薬などの「火薬類」、カセットコンロ用ガスボンベやダイビング用ボンベなどの「ボンベ類」、殺虫剤や農薬などの「毒物類」が該当します。

WEBからの両替申し込みページへの遷移 取引の流れ説明ページへの遷移

持ち込み禁止の場合も!海外旅行時に注意が必要な持ち物

たとえ、飛行機の中には持っていけたとしても、国によっては持ち込みが禁止されていたり、制限があったりする物品もあります。

ここでは、その一例を紹介します。

到着しても税関で止められることのないようにチェックしておきましょう。

マーク

常備薬や病気の治療、症状の維持のために飲み続けていなければならない薬は、現地調達ができず、日本から準備しておかなければならない日用品です。

ただし、国によっては持ち込みに注意が必要な薬があります。

医師に処方してもらった薬については、旅行へ行く前に、念のため商品名・剤形・含有量・数量・治療中の疾病名などが明記された、英文の「薬剤証明書」を作成してもらうようにしましょう。

薬のイラスト

薬剤証明書なしに薬剤を持ちこんだ場合、旅行先によっては税関で厳しい尋問に遭うおそれがあります。

また、糖尿病の発作を防ぐインスリンの「注射剤」や睡眠薬などの「向精神薬」、あるいは「医療用麻薬」などは、持ちこむとさらに厳しい取締りを受け、犯罪として立件されるおそれもあります。事前に必ず医師に相談しましょう。

食品

マーク

食べ物の持ち込みでは、検疫による規制を受ける可能性があります。検疫とは、動植物の生体や、動植物を原料とする物品などを検査し、病原体となりうる細菌やウイルスなどが含まれているおそれがあるものを、国内へ入れることを拒否する手続きです。

一時期、狂牛病(BSE)が騒がれたアメリカでは、牛肉だけでなく、ハムや肉エキスも含めて、一切の肉類の持ち込みが厳しく制限されています。加工肉を含む日本のインスタントラーメンも持ちこめないおそれがあるので、和食が恋しくなったときに現地で調達するようにしましょう。

また、生態系を破壊しないよう、米国には種子やナッツ類も持ち込めない可能性が高いです。おつまみのピーナッツだけでなく、梅干しも種入りのものは持ち込めません。

EUのフランスやスペインなどでは、乳製品の持ち込みも規制されます。

海外旅行では国別の持ち物事情にも要注意!

海外旅行では、渡航先によっても必要な持ち物が変わってきます。たとえば、イスラム圏では戒律によって、男女の婚前交渉が厳しく戒められています。よって、特に女性は肌や髪の露出を避けるべきとされています。ムスリムではない旅行者までがイスラムの教えを守る義務はないとはいえ、ミニスカートやキャミソール姿で街を出歩くのは、イスラム圏の文化に対する理解や敬意を欠いており、大変失礼な行為です。肌や髪の露出を抑えるために、長袖の羽織ものや帽子、スカーフなどを持参するといいでしょう。

日本と大きく異なる場合があるのが、トイレ事情です。

日本では公衆トイレでもウォシュレットの様な温水洗浄便座が付いていることがありますが、海外ではあまり見られません。それどころか、トイレットペーパーが常備されておらず困ることもあります。街中の公園のトイレだけでなく、観光地のトイレでもトイレットペーパーがないことは珍しくありません。場所によっては水が流れないことすらあります。

持ち歩くバッグやリュックの中には、ティッシュペーパーを余分に入れておきましょう。空間に余裕があれば、トイレットペーパーを1ロール入れておくと安心です。

また、寒冷地を旅行するときには、防寒具や使い捨てカイロなど、寒さ対策を万全にしておきましょう。体調を崩すと、すべての計画が台無しになります。

また、寒冷地でも意外と紫外線が強いことがあるので日焼け止めも用意しておくと安心ですね。

海外旅行のもしもに備える!持ち物トラブル対策

日本の治安のよさは奇跡的であって、海外旅行をするだけで、治安が一段も二段も悪化するものと思っておきましょう。

また、偶発的な事件・事故などに居合わせて、予期せぬトラブルに巻き込まれる危険性もあります。海外旅行に行くなら、こうした「もしも」「まさか」への備えを万全にしておかなければなりません。

携行品損害補償を検討してみよう

海外旅行での持ち物は偶然の事故や盗難などによる損害に備えるため、海外旅行保険の「携行品損害補償」に前もって加入しておくと安心です。

掛ける保険料の額によるものの、海外旅行中の持ち物について、盗難・紛失・故障などが起きた場合に、その損害額を保証してくれる保険です。盗難に遭った場合は、携行品損害補償がカバーしてくれる場合が多いでしょう。

携行品損害補償がカバーする金額的範囲は、被害品1点あたり5万円〜10万円まで、全体の上限が30万円〜50万円であることが一般的です。つまり、海外旅行に時価10万円以上の高額の物品を持っていくならば、いざというときに保険でカバーされないのを覚悟するか、高額の損害補償をオプションに付けることを検討したほうがいいでしょう。

ただし「現金」「クレジットカード」「コンタクトレンズ」「義歯(入れ歯)」「動植物の生体」などは、たとえ盗難や紛失に遭ったとしても、携行品損害補償では例外的にカバーされません。これらの保管は徹底しましょう。

荷物管理の徹底で、犯罪から身を守ろう

海外旅行に出る以上、日本に比べてスリや置き引きなどの犯罪に遭う確率が高くなると思っておいたほうがいいでしょう。

特に、観光旅行者は「お金持ち」で「警戒心が緩い」と思われるリスクがありますので、旅行者だと発覚した時点でスリや強盗のターゲットになるおそれがあります。

そのため、携行品損害補償に加入しているからと油断せず、荷物の管理を徹底すべきです。すでに説明したとおり、財布の中に入っている現金やクレジットカードは補償の対象外ですので、仮に盗まれたらひとたまりもありません。予定通りに帰国できず、足止めされるおそれもあります。

まず、パスポートや現金、カード、スマートフォンなどの貴重品は肌身離さず持ち歩くようにして、日本にいるとき以上に保管場所の固定を徹底する必要があります。

財布はカバンの奥など、スリに遭いづらいところに保管するようにし、かばんとは別の場所に予備の現金やカードを隠しておくようにします。

飲食店などで、荷物を背中からおろしたり手を離したりするときも目を離さないようにしましょう。

事前の準備で持ち物の不安を解消!安心して海外に飛び出そう

空港出発イメージ

海外旅行に持っていく物品には、これだけのルールや注意点があります。ここまで読んで、ウンザリする方もいるかもしれません。

ただ、海外旅行へ行く前に必要な持ち物や注意点を知っていれば安心して荷造りができるでしょう。最低限の守りさえ固めれば、現地での食べ物、風景、体験、出会いなどを満喫できると思われます。

肝心なのは、海外旅行に出かける前の準備です。

出発の直前になって慌てないように100円ショップに用があったついでに小物入れを新調したり、ホームセンターに来たついでに旅行グッズコーナーを覗いてみるなど、少しずつ準備を進めていくことが大切です。

パスポートの手配やそのパスポートを身につけて保管するための小型バッグ、あるいは外貨両替の準備も含め、出発の日へ向けて、計画的にコツコツと用意しておきましょう。

WEBからの両替申し込みページへの遷移 取引の流れ説明ページへの遷移
ページのトップへ戻る