初めての海外旅行!
おすすめの行き先や旅行上の注意点は?(1/3)

モルディブの砂洲(サンドバンク)に打ち寄せる波と雲 モルディブ

初めての海外旅行となると、まず見たいもの、やりたいこと、食べたいもの、楽しいことなどの期待で胸がいっぱいになりがちです。しかし、期待だけではなく、現地の言葉の問題や旅行先の治安の問題など、何かと不安なことも多いかもしれません。
しかし、押さえるべきポイントをあらかじめ押さえておけば決して怖くはありません。
そうはいっても、旅行先によって異なる「押さえるべきポイント」はどうやって調べたらよいのでしょう。

そこで、海外旅行の初心者に向けて、安全・快適に楽しい旅をするために必要な準備を解説します。加えて、おすすめの旅行先も紹介しているので、海外旅行に行く前のお役立ち知識として確認しておきましょう。

初めて海外旅行に行く前に!
まずはパスポート・ビザを準備しよう

パスポートと世界地図

海外旅行に行く場合、最低限必要となるのがパスポートとビザ(査証)です。
パスポートが無ければ、現地への入国はおろか、日本から出国することすらままなりません。ビザを申請するときや、国際線の飛行機や外国でホテルにチェックインするときなどにも必要不可欠です。
したがって海外旅行に行くなら、まずは最低限、パスポートを用意しなければなりません。

ここではパスポート、さらにビザの取得方法などについて解説していきます。

パスポートについて

パスポートとは、全世界で共通して通用する身分証明書です。日本と海外への入出国の際は必要不可欠ですし、ビザの申請時にも必要になります。海外旅行時・滞在時におけるパスポート(旅券)は「生命の次に大切なもの」といわれています。ほとんどの国では自国への外国人の入国や滞在を許可する条件のひとつとして、パスポートの携帯・提示を求めているのです。通常は、自国民の出国・帰国時においてもパスポートの携帯や提示を義務付けています。
万が一紛失した場合、再発行に時間もお金もかかるから、持ち歩かないっていう人もいますが、警察官などから身分証明書の提示を求められたときに携帯していないと別の日に出頭することになったなどのケースもあるようです。
面倒でもパスポートはいつも携帯していたほうがいいといえます。

パスポートの取得方法

パスポートは住民登録をしている都道府県の申請窓口で必要書類とともに提出して取得します。その後、受領時には取得する本人が交付窓口まで受け取りに行くことになります。
パスポートは5年有効なパスポート申請用と10年有効なパスポート申請用の2種類があり、申請時に希望するパスポートの申請書を提出します。
未成年者(20歳未満の未婚者)は5年有効なパスポートしか申請できず、申請する場合は申請書裏面の「法定代理人署名」欄に親権者または後見人の署名あるいは同意書が必要となります。

パスポートの申請に必要なもの

白い壁の前で微笑みながら考える女性

パスポートの申請の際に必要なものは、一般旅券発給申請書1通、戸籍謄本(または戸籍抄本)1通・住民票の写し1通・写真1枚(それぞれ申請日前6カ月以内に作成されたもの)、申請者本人に間違いないことを確認できる書類の5点です。国外で取得の際には「ダウンロード申請書」1通もあわせて提出する必要があります。

受領の際は、申請時に受け取った受理票(受領証)、手数料(一律2,000円分の収入証紙及び必要額の収入印紙)を持って、取得する本人が交付窓口まで受け取りに行きます。
都道府県によっては、手数料や必要額を現金払いとしているところもあります。また、必要額はパスポートの有効期限によって異なるため、申請を予定しているパスポート申請窓口に確認しましょう。

パスポートに関する注意点

パスポート取得の際に注意するのは、申請後すぐには発行されず、受領までには通常1週間程度(土・日・休日を除く)はかかるところです。そのため、発行が出発日に間に合わなくなることのないように、日数には余裕を持って申請するようにしましょう。

また、同行者がすでにパスポートを持っている場合もあるかもしれませんが、その場合はそのパスポートの有効期限に注意して下さい。帰国時まで有効であれば大丈夫という国ばかりではなく、国によっては入国時に数カ月(多くは6カ月)の残存期間が無いと入国できない国もありますので要注意です。

ビザが必要な場合はビザの発行手続きに時間がかかるので、それを考えてパスポートの申し込み時期を決めることが大切です。

ビザについて

霊廟 フマユーン廟 インド

国あるいは渡航の目的によってはパスポートだけでなく、ビザが必要になるケースもあります。ビザは入国希望者に対して、各国が与える「入国のための審査証」のことで、これがないと入国が許可されない国があります。

ただし日本のパスポート所持者は、短期間の訪問であれば多くの国でビザが免除されています。報酬を得ないビジネスや短期の観光旅行であれば問題ないと思われます。
逆に観光や親戚を訪ねるなど以外で、出張などの報酬が発生するビジネスの場合はビザが必要になりますので注意が必要です。
また、国によってはビザが免除されていない国もあるので、必ず事前に確認するようにしてください。

ビザの申請に必要なものは申請書、パスポート、パスポート用写真1枚、手数料です。
申請書は申請所に備え付けのものを使います。webからのダウンロードが可能な国もあります。また、国やビザの種類によっては財政証明書や警察証明書などの書類が追加で必要になります。
ビザは、数日で交付される国もありますが、国によっては2カ月〜3カ月ほど時間がかかる場合もあるため、こちらも早めの手続きが必要です。現地到着後、入国時に発行できる国もありますので間違いの無いように調べておきましょう。

初めて行くならどこがおすすめ?初心者向きの海外旅行先

国によっては、治安や宗教上の問題などで、初心者にはハードルが高い国もあります。
海外旅行の初心者が行って、心おきなく楽しめる旅行先はどの国がいいのでしょう。
こちらでは、初めての海外旅行におすすめの旅行先を紹介します。

台湾

国立故宮博物院 台北市 台湾

台湾は海外旅行初心者でも行きやすいのでおすすめです。

何と言ってもおすすめのポイントは日本からの距離と治安の良さです。
台湾と日本では近いという立地の関係もあり、日本からの直行便も多く出ています。目的地まで飛行機の乗り換えが不要なのでスムーズです。海外旅行初心者には直行便を選ぶことをおすすめします。

また、ホテルやレストランなどで日本語対応が可能な場合もあります。日本語対応が無い店などでも英語には対応していることがほとんどなので、言葉の壁に悩まされにくいということも大きいです。

そのほか、近いが故に時差も1時間程度です。街中やさまざまな観光地でのネット環境が充実しているという点も初心者にとっては安心できるポイントです。

ハワイ

ワイキキビーチとダイアモンドヘッド オアフ島 ハワイ

ハワイも海外旅行初心者にはおすすめです。 台湾に比べて距離はありますが、直行便がありますので初心者は緊張しがちな飛行機の乗り換えなどに焦る必要はありません。

ハワイには日本人旅行者が多いということもあってか、ホテルや観光地で日本語が通じやすく、こちらでも「言葉の壁」に悩まされることは少ないです。
また、日本人在住者も多いので、どうしても困ったときは周りの日本人に話しかけてみるということも可能な環境なので心強いでしょう。そのうえ、治安が比較的良く、衛生環境もほとんど問題ありません。
安心して観光、グルメ、ショッピングを満喫できる環境と考えられます。

フランス

ルーヴル美術館

こちらも海外旅行初心者におすすめの国、オシャレの代表格フランスです。

アジア近郊の国と比べてしまうと近いとは言い難く、時差もあるので多少難易度は上がりますが、日本とは街の雰囲気が異なるため、非日常的な感じを味わうには最適です。
しかし、フランスといえば心配になるのが言葉の壁の問題です。たしかに、ハワイやアジア近郊に比べて難しいところではありますが、そこは添乗員付きのツアーを選べば安心です。
また、時間はかかりますが直行便も飛んでいますので、初心者には心強いです。世界遺産やファッション・グルメなどといった楽しめるポイントが満載です。

イタリア

ジョットの鐘楼から見るドゥオーモと旧市街の町並み

イタリアは世界遺産の数がとても多い国です。首都ローマと花の都フィレンツェ、ベネツィア、トレビの泉などの観光名所や世界遺産以外にも、日本でもおなじみのイタリアングルメの本場物が楽しめますし、美術品やファッション、歴史ある街並みなど、楽しめるポイントが多くあります。
飛行時間は直行便で約12時間かかります。直行便より安い乗り継ぎ便もありますが、乗り継ぎ時のトラブルを避けるため初心者には直行便がよいでしょう。 また、治安や言葉の問題を考えると、旅に慣れていない初心者には添乗員付きのツアーがおすすめです。

イギリス

英国国会議事堂と改修中のビッグベン

ヨーロッパ旅行といえば、歴史ある国イギリスは外せないでしょう。

おすすめのポイントとして、やはり英語が通じるというところが大きいです。英語が公用語なので、英語が話せるならば言葉の壁の問題は少ないと思われます。
また、ロンドンだけでも、大英博物館やビッグベン・ウェストミンスター寺院、ランドマークのタワー・ブリッジなどの観光スポットや見どころがたくさんあります。
食事もイギリスといえば本場のアフタヌーンティーやスコーン、イングリッシュブレックファストなど美味しいものが数多くあります。

タイ

ワット・プラ・シー・サンぺットの遺跡 タイ

海外旅行初心者には“ほほえみの国”タイもおすすめの国として挙げられます。

タイといえば寺院などの歴史的建造物が多く、食べ物に関しても甘辛な味付けで日本人にもなじみの深いタイ料理を楽しめます。そのうえ、日本に比べて物価が安いので費用を抑えても充実した観光ができるでしょう。
具体的には、治安のよい首都バンコクは、女性の一人旅や初心者にもおすすめです。バンコクの中心地へは、スワンナプーム国際空港から「エアポート・リンク」という電車だけで簡単にアクセスができます。また、日本人観光客が比較的多いという点も海外旅行初心者には安心感を与えています。

オーストラリア

コアラ オーストラリア

最後にご紹介するのは、自然豊かなオーストラリアです。 オーストラリアでまず思い浮かぶのは、広大な大地、大自然、コアラやカンガルーといった動物たちが多いかもしれません。大自然やマリンスポーツを満喫することができる国です。

時差は2時間程度のため、時差ボケの心配もなく快適に過ごせますし、飛行時間は7時間から10時間かかりますが、日本を夜出発便で出て、朝に現地に着くようにすれば時間を有意義に使えるのもポイントが高いです。
また、オーストラリアの公用語は英語なので、ある程度英語ができればより安心して旅ができることでしょう。